新築の家のテレビアンテナ
新築の戸建て住宅で、UHFのアンテナのみを用意している例が出始めた。
なるほど、テレビ局側の地デジへの放送移行が整い、アナログチューナーを全廃しても、テレビを見るに当たっての不都合はないわけだから、今さら驚くまでもないのかも知れない。
一方で、いまだにVHFのアンテナも設備する新築住宅は多い。
集合住宅はもちろんだし、戸建てにおいても、まだこちらが多数派のようだ。
つまり、アナログを全廃できないのであろう。
家を改めるに当たって、どうせ出入りの時期だし、省スペースにもなるし、心機一転にもなるし、地デジ対応の大型テレビを買う人も多いだろう。まあ、安くなったしね。
けれど、アナログチューナーを全廃するほど買い換えるには案外やっかいだ。
サブのテレビも全て買い換えるのは大変だし、HDDレコーダーにもアナログチューナーは内蔵されている。
特に後者がネックなのではないだろうか。
UHFのアンテナのみに割り切った家屋の住人は、高齢者のみのご夫婦であることが多いように察している。
VHFのアンテナを併設している家屋は、小さな子供がいる構成人数の多いようである。
つまり、前者は「テレビ」として、リビングに一セットのみがあり、レコーダーを必要としてない(使いこなせない)か、モニタと同時に更新してしまえて、後者は、既存のアナログ関連テレビ機器を複数有していて、それをレガシーデバイスとして、まとめて一新することはなかなか難しいのだろう。
アナログ停波まであと2年あまりだというのに、家の新築を機にさえ、テレビ関連機器のデジタル化を完全には移行できないのだから、デジタルテレビの普及度合いは、まだまだなんだろうななどと思ってみたりした。
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